アナログもデジタルも使い分けてるんです
こちら、なんでしょう?

よく見たら名前がうつってますね💦
上皿天秤です!
デジタル天秤があれば上皿天秤はいらない?
デジタル天秤も持っています。クッキングスケールみたいなやつです。
実験によってはデジタル天秤を使います。
上皿天秤って高いんですよ!!
高い原因はこちら👇

おもりです。
正確な重さにそろえてあるので、さびると重さが変わります。
だから手で持っちゃいけません。
重さって低学年の子どもたちにとっては分かりにくいものです。
「あっちのやつより重い?」「うーん、大きいから重い?」
形によって感じ方が違ったり、比較でしかわからなかったり。
そんな時に、上皿天秤で重さを視覚的にとらえられるのはとっても大事です。
また、私は科学の歴史を知ることも大事なことだと思っています。
それは、「実験条件をそろえる大切さ」や
「知りたいものにフォーカスした実験方法」を考えるきっかけになるから。
「昔はね、重さを『これが正しい1グラムです』って分銅にして
これを基準にして重さをはかっていたんだよ。」
「長さも同じように基準の1メートルがあったんだよ」
実物を操作しながら話すと、子どもたちは「ほぉー!」となります。
あと、打算的ですが中学受験の理科の問題で、実験操作の問題、特に
「どうしてその操作をするか説明しなさい」がよく出ます💡
知識としてだけではなく、実感として知っておくと強いですよね✨
温度計もデジタルとアナログ、どっちも役割があります
氷に塩をかけて凝固点降下の実験中のこと。
デジタルの温度計だとこんな感じです。

室温は20.4℃、塩をかけた氷はー7.7℃。
マイナスの概念を知っていると、どれくらい低いかわかります。
マイナスの温度のことは知っている子はいますが、
本当はマイナスって本当は中学1年生の数学で習う内容なんです。
やっぱり低学年の子には伝わりにくいときもあります。
そんな時に分かりやすいのがアナログ温度計!

「赤い線のところが温度だよ」と声をかけると
「こんなに違うのー!?」とよく分かってくれます。
実験教室ならではのたくさんの器具を用意して
おおたかの森校で楽しく実験できるのをお待ちしています💛